宮崎巨人キャンプ日記
2月12日その1

一挙大公開!!!
3番お披露目のシナリオ と衝撃の事実
 もう頭が真っ白になるとはこのことですね。いつか来るとは思っていたんですけど。朝、球場に着くとその日の練習メニューというのを見るんですよ。そしたら、一番最後に『特守(内野)・江藤(A球場)』とあるではありませんか! 前々から、長嶋監督が、ジャンパーを脱いで背番号3番を見せる条件として 
1,暖かくなってきた頃 
2,ノックをする時
と言っていたもので、今日は暖かいし、脱ぐのは間違いないということです。
 話は変わりますが、今日のお昼はカツカレー。キャンプ初日しか出ないと言われていたものなんです。恐ろしいくらいおいしかったんですけど、写真を撮れなかった・・・。ところが、今日のカツカレーと言ったらなんだろう。カツもカレーも全然別物ではないか! まずくて全部食えなかったよ。

実は5万4千人の観衆のほどんどが
あの場面を見ることができなかった

 午後になると、本球場はフリーバッティング、バッティングゲームが行われますが、報道陣はA球場に大移動。報道陣のただならぬ気配、そして報道陣が誰一人としていなくなった本球場を見て、何かを察した人たちはA球場に集まり始めました。
 巨人の広報と報道陣の話し合いの結果、普段はカメラマンが入れるのは3塁側のみでしたが、1塁側、そしてレフトにもカメラマン席を設けることになりました。ただし、ポジション間の移動は不可です。
 1時30分頃、広報のコオサカさんが来て、特守取材の説明がありました。それによると、最初の15分間は篠塚コーチがノックし、それを見ていた長嶋監督がたまりかねて代わってノックをする。そして、暑くなってきた頃、おもむろにグランドコートを脱ぐ、というものです。ただ最後にコオサカ氏、こう付け加えました。
 「広報としてそう要請したけど、あの人のことだから、やるかどうかは分からないよ」。

うわ〜、ナガシマって書いてあるぅ

 2時20分、江藤と篠塚コーチがグランドに入りました。篠塚コーチがノックを始めて2、3分経った頃、長嶋監督が車でA球場に入ってきました。おお、車で来るかぁって感じでした。
 車を降りた監督は、篠塚コーチのそばに歩いていきました。ここで、しばらくノックを見るのかなーと思っていたら、おしりのポケットをゴソゴソ。手袋を取りだしたのです。さらに、そのままグランドコートをすっぱりと脱いでしまいました。「おお、いきなり脱いでしまうのか」。後ろにいた観客は、大歓声。「うわ〜、ナガシマってかいてあるぅ」と観客の言葉がやけに印象に残っています。確かに〜って感じで。
 最初は、10分くらいしかやらないと思われていたノックは、延々40分にわたり行われました。その間、カメラマン一人あたりが撮影したフイルムは、10数本から20本。すごい量だ。
 ノックが終わり、本球場に戻ると野球教室が行われていました。要するに、ここにいる人たちは、背番号3の披露が今行われたということを知らないんですね。それ目当て来たにもかかわらず。
 この日、キャンプの来場者数は5万4千人、東京ドーム並みなのだ。そして日刊スポーツによれば、A球場で長嶋監督の背番号3を見ることが出来たのは、1万5千人だそうです。A球場はスタンドがないので、球場の周りは客が鈴なりになっていましたが、1万5千人はいないだろうというのが私の印象です。いずれにしても、ほとんどの人は家に帰ってテレビを見て驚いたということですな。あっちこっちの家で「うっそー」と叫んでいたことでしょう。